湯船

ここ最近の考えたことの備忘録

なにも持ちたくない

分厚い財布を見ると、お金にだらしない感じがしてイライラしてしまう。

分厚い財布の持ち主とは仲良く出来ない気がしてしまう。

ある程度仲良くなれたとしても、近い内にディスったろと思っちゃう。

キャッシュレス化、頼む、分厚い財布を滅ぼしてくれ!

これ絡みで、分厚いスマホケースも馬鹿がやるもんだと思ってる。

 

かくいう自分はタイトル通り。近場の用には何も持ちたくない派だ。

できれば、財布やスマホも持ちたくない。

 

https://www.asahi.com/articles/ASM1044TRM10PLBJ002.html

都市伝説の関暁夫もやってたけど手の甲にマイクロチップ埋め込むの、いいね。

埋め込むの痛そうだし、最初の方は気持ち悪くなりそうだけど。

周囲の人に埋め込んだの告白したらドン引きされちゃうかな。それが一番怖い。

だけど、なれてしまったら便利さが勝って戻れなくなると思う。

こういう感じで、決済も鍵も財布スマホいらずで生きたい。

 

 

記事前半で性格の歪みがボロボロと出てしまっていることに今頃気がついた。

マイクロチップ埋め込むより先に、自分の心を矯正したほうがいいのかな。

バンバン埋め込まれるようになるには時間がかなり掛かるけど、それ以上に僕の心は厄介だと思った。

テクの使い方

4/18に行われたKRAFTWERKの来日公演を見た。

サイコーだった。

しっくりきた映画を見終わった感じが、終演後もボーッと続いていた。

 

会場が渋谷だというのに、40−60代が9割5分だった。

1970年結成、キャリア45年なのだからまあ当然か。

そういうわけで、渋谷なのに2時間半座ってライブを見た。渋谷なのに。

 

入場でチケットを見せるとすぐに、3Dメガネを渡された。

 着けてみると文字が浮き出るわ迫ってくるわ、、、想像以上の3Dでビビった。

隣のおじさんは自分に近づいてくる宇宙船を、体を少し仰け反らしてかわしていた。

父親もそうなのだが、アラフィフのおじさまは迫る3Dオブジェクトを避けがちなのだと知った。

 


KRAFTWERK – 3-D THE CATALOGUE

 

 

このyoutubeの動画の2番目、RADIOACTIVITYを日本で公演することはすごく意味がある。

原曲は"ラジオ活動"という意味でRADIO-ACTIVITYと銘打ったらしいが、核兵器原発事故関連のワードがアレンジで付け加えられたらしい。この辺は反原発坂本龍一がNO NUKESで監修した。

歌詞も日本語で「日本でも放射能 いますぐやめろ」。

ストライクゾーンド真ん中の火の玉ストレート。これだけインパクトある歌詞でも、芸術の域に留めておけるこの曲は、40年以上も前に作られた曲なのだ。

40年選手の曲がゴロゴロある。それがKRAFTWERKのすごいところだと思う。

 

Aメロ(と自分では思っている)で、「チェルノブイリハリスバーグスリーマイル島)・セラフィールドヒロシマ」と被爆地が列挙されている。

今回の公演で、ヒロシマはフクシマに変わっていた。

ライブ終演後に漠然と原発とかについて考えた。

 

 

福島第一の原発事故を2011年にテレビで生で見ていたし衝撃を受けた。

数年後の大学入試の面接で、「反原発でクリーンなエネルギーを!」と主張した。なんとか合格したが、大学も入って数年すると、原発が悪いみたいなことはあまり思わなくなった。当時の想像以上に、原発は効率いいし、クリーンだった。

「刃物は人を殺すことができる」は刃物を使わない理由にならない。

テクノロジーはリスクとの付き合い方がすべてだと思う。

これ以上言うと意識高い系みたいだからここまでにしておこう。

 

 

せっかくに渋谷来たのでと、スクランブル交差点を上から取れるスポットに寄った。

夜の渋谷のギラギラ感に、その場を独占して自撮りをしまくった。

すると、自分の他に1人だけいた中国人からキレ気味にセルフィーしたいから退いてくれと言われた。

SNSの使い方がわからない人みたいで恥ずかしくなった。そさくさと帰った。

 

 

 

 

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平成で3回挑戦して、3回とも2日でやめたブログというものを、改元前に懲りずに再チャレンジ。

とはいえ、相も変わらずイタいことを書くことになります。

 

 

23歳になるが、最近になってようやく、物思いに耽ることが好き、いや中毒なのだと気がついた。

 

考えるだけ考えて、それなりの結論に達した時、不思議と得られる満足感に取り憑かれたんだと、自覚はある。

 

 

 

小中学校のころから、ひねくれ者だった。

そんな僕は、ほとんど毎日のように、2,3時間は風呂に籠城していた。

湯船に浸かると、その日の嫌な思い出がプレイバックしてくる。自問自答スタイルで1人反省会をしていたのだ。ネガティブな性格ゆえ、10代前半の貴重な時間を費やして、「自分、生きてる価値ナシ!」という常套句で締めくくられるのが常だった。

考えるだけ考えきって、結局出てくるオチが同じでも、自然と心が整理された。

下世話に表すなら賢者タイム。しかもブツにはノータッチ。ヤバいやつだ。

しかし、今日の失敗を活かして明日こそはと思えた。明日の自分への期待感は、アレじゃ決して得られない。

 

 

10代前半で腐らせた性根、治そうともせず今まで生きてきた。

一人暮らしの隙間を縫っては、思考を巡らし、自分なりの結論が出て少し喜ぶ。

10年過ごして、なにも変わらなかった。

 

しかし、10年で変わったこともあった。

晒け出す恥ずかしさが勝っただろう過去の自分なら考えられないが、ある程度まとまった自らの内省的な思考をブログに残そうと思った。

 

 

このブログは、今の自分の思考の吹き溜まり。

あとで振り返ったときに、「あの頃の自分アホじゃねえの、死ね」って言えるような、自分にアップデートされていたい。そのためのマイルストーンにしようと決めた。

未来の自分が、記事を読んで鼻で笑っている姿に期待しています。

 

 

さて、令和になる前に、風呂の掃除をしよう。